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赤い放射状の光 [写真]

赤い放射状の光.jpg

ここのところ写真記事は写実が続いたので、反動で思いっきり抽象的なのを出したくなりやした。
なので、この写真を公開しやす。
もうだいぶ前に、夜のイルミネーションを 携帯端末をフリフリしながら撮ったものでやす。加工は全くしてやせん。
この作品を観て何を感じどう解釈してくださるかは、観てくださるみなさんにゆだねやす。


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新緑を抜けて [詩・詞]

私は歩く
道の向うは林である
林が近づいてきた
新緑がまばゆい
新緑の林に入るや 私は走りたい衝動にかられた
私は走った
木漏れ陽を受け 木々を抜け 下草を蹴った
私は走った 私は走った
呼吸(いき)の続くかぎり走った
----もう走れない
高鳴る鼓動を抑えつつ足をとめた
気がつくと----
私は 淡い若草色の 身体の引き締まった一匹の犬になっていた

木漏れ日.jpg
タグ: 新緑
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パプリカ [写真]

写真・パプリカ.jpg

赤いパプリカ。
柔らかな印象にするためにあえてくっきりさせないで、影も画のひとつと計算して撮りやした。
あっしなりにではありやすが、まぁまぁ気に入っている作品でやす。

パプリカ、煮ても焼いても生でもイケやすね。
そういえば以前 飲みに入った店で、表面を強火でさっと焼いて皮をむき マリネ液につけたパプリカが出てきたことがありやした。
ほどよい熱加減で素材の甘味が引き出されて、あれは特に美味かったなぁ。

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子供の頃の日曜日 [独り言]

私が小学三年から六年までの間、私の父が家に帰るのは 日曜日だけだった。
他の曜日は何処に帰っていたかというと、複数人囲っている愛人さん宅だった。

日曜日----
起きるや、母は父をののしっていた。 「昔は痩せててカッコ良かったのに 太って醜くなった」とか 「ヨーロッパ旅行に連れて行くと言っておきながら連れて行ってくれないじゃないか」とか 「座る時、手の甲を腿にあてる癖がみっともない」とか・・・・・。
弟は、そんな母に便乗して一緒になってののしっていたが、私は父をののしるなんて失礼な発言は出来なかったので黙っていた。

日曜日1.jpg父は、母と弟と私を 昼は外食に連れて行くのが 母の命令で決まりとなっていたので、車で ステーキレストランやホテルの中華料理店に出向いた。
母が、一般の客と同じ席は嫌だと言うので、個室で食べていた。
そこでも、母は父をののしり、弟は便乗し、私は黙っていた。

帰り際には決まって、紀ノ国屋でカートいっぱいに食材を求めた。

夜になると、父は、すきやきを作ってくれた。
弟と私が箸を伸ばしている間、母は「そんなもん まずーーーーい!!」と言いながら、ダイニングキッチンの離れた所で、蕎麦を茹でてすすっていた。
日曜日.jpg面倒くさいからと薬味も刻まず、生醤油をちょっと水で薄めただけのつゆにつけて、鬼の様な形相で、やはり父の悪口を吐きながら もぐもぐと口を動かしていた。

するうち、怒りがふっとうして、「ギャーーーーーーッ!!!」と叫ぶや、薬缶を持ち出し 廊下に出て、隣家にも響き渡るほどの大声で父をののしりわめき、薬缶を廊下に叩きつけては拾い また叩きつけては・・・・・・が始まるのだった。
毎回、二時間くらいはそれが続いた。
父も弟も私も、何も言わずにその様子を眺めていた。

私はそんな日曜日が大好きだった。
何故なら、日曜以外は、私は母に、「産みたくもないのに勝手に生まれてきやがってーーーー!!!」と、意識がなくなるほどボコボコに殴られるのだが、日曜日は、母の怒りの矛先が殆ど父に向くので、私が殴られることはあまりなかったからだ。

私は、目を血走らせ奇声をあげ薬缶にあたる母を見ながら、「毎日がこんな日曜日だったらいいのにな」と 思っていた。


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幡ケ谷ゴールデンセンター [写真]

写真・幡ヶ谷ゴールデンセンター.JPG

京王線で新宿から二駅目の小さな街 幡ヶ谷の駅前に在る 幡ヶ谷ゴールデンセンター。
古い小さな街によくある 地下のこぢんまりとした商店街でやす。
閑散としていてどんよりと薄暗いのに、ゴールデン。
このセンスが、あっし的にはツボばちこーんでやす。

どーんよりした感じをお伝えしたくて 白黒で暗めにキメてみやした。


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酒といえば [台詞]



「アンタぁ、酒は好きかい?・・・・・・・・・・・・・・・・・ラ、ラムとワインだとぉ? ばっかもーーーーん!!! 酒といえば日本酒に決まっとるだろーが!・・・・ったく、最近の若いモンは、こんな常識も解からんのかっっっっ!!!」
ぐい飲み.JPG

タグ: 酒の常識
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黄緑色のホース [写真]

写真・緑色のホース.JPG

飲食店の裏口に置かれていた黄緑色のホース。
ちょうどホースの塊の下半分 つまり画面の中央部分に光が当たっていたのと、ホースの黄緑色の他には黄緑色と相性のいいシルバーしか画面内に入っておらず 作品として成立したので、公開することにしやした。

あっしは時折、玄関先をホースでジャバジャバ洗うのでやすが、そうすると道を歩く男の子達が「わー!」とか「水~!」とか言いながら立ち止って凝視しやす。
なんで男の子って、水が流れてるだけのことにそんなに興味を持つんでやしょうね?
あと、道路工事とか建設現場とかも、大好きでやすよね。
あっしは女なので そこのところ全然理解ができやせん。

タグ:画像 ホース
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飲みに行きました [台詞]

「『昨日は飲みに行きました』・・・・・って、何を飲んだの?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・『ハーベイの・・・・ブリストル・・・・・クリーム』・・・・って、それなあに?・・・・・・・・・・・『シェリー?』・・・・・シェリーってなあに?・・・・・・・・・・・・・・・『しゅせいきょうかワイン?』・・・・・・・・・・・・・・てことはワインってこと?・・・・・・・・・・ワインってぶどう酒よね・・・・・・・・・・ていうことはお酒を飲みに行ったのね。・・・・・・・・・・・・・・・・はぁ~~、最初っから『お酒を飲みに行きました』って言いなさいよ。 『飲みに行きました』だけじゃ、お茶だかコーヒーだかジュースだかお酒だか解らないでしょ。 まったく最近の若い人っていうのは言葉足らずなんだから」

シェリー.JPG

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散った花びら [写真]

写真・散った花弁.JPG

寒ぼたんの落ちた花びらを撮ったものでやす。
白黒加工して、それからうっすら赤味をかけやした。

撮った場所は、上野のぼたん苑でやす。
上野のぼたん苑は大好きで、寒ぼたん春ぼたんともに 毎回観に行ってやす。
寒ぼたんは小ぶりで可愛らしく 春ぼたんはどうだ!とばかりに豪華でやすね。
もう少ししたら春ぼたんが顔を見せやすね。
今から、堪能するのが楽しみでやす。

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たくわんとぬか漬け [独り言]

漬物.jpg

小学一年か二年の時、地域のイベントで しるこが出てきた。
私がおぼつかない箸で餅をつまんでいると、係のおばさんが声を掛けてきた。
「一つ どお?」
両手に盆をささげ、盆には 真っ黄色くて長い筒状が輪切りになったものがずらりと並んでいた。
「・・・・・・・・・・・・」
私が無言でいると、おばさんは、「あら、いらないのね」と笑顔をひとつ作り 行ってしまった。
どうもこうも、私にはその黄色いものが何だったのか 解からなかったのである。
どんな食べ物かが 解からなかったのではない。
その黄色い物体が、食べ物であるということからして 解からなかったのだ。
だから、しるこを食べている途中で、このおばさんは、何故 唐突にこんな奇妙な物体を脈絡もなく差し出したのかと 頭の中が???でいっぱいになったのだった。
それが食べ物で、大根を黄色く染めて漬けた「たくわん」という漬物だと知ったのは、三十歳近くになってからだった。
ちょっと機会があった折りに 試しに箸を伸ばしてみたが、特別美味しいとも不味いとも感じなかった。

ぬか漬けも、三十歳近くになるまで 何だか解らなかった。
流石に、八百屋やスーパーの食料品売り場にあり、きゅうりや人参や蕪と思われるものが見え隠れしているから、それらの野菜を使った食べ物であることは察しがついたが。
けれど、それをおおっている黄土色の泥のようなものの正体が不明だった。
いつも売られている前を通る度に、「この泥みたいなもの なんだろー?」と、首を傾げていた。
何をきっかけに、それが「ぬか漬け」という漬物であるかを認識したのか 記憶は定かではないが、ぬかに野菜を漬ける ということに驚いた。
そして、それから何年も後になって、ぬかは洗い落して食べるのだという事を知った。
これも機会をみつけて食べてみたが、別段 感激も落胆もなかった。

私はよく、「こんな常識的なことを知らない人がいるのか!」と、人の事を嘲笑するが、自分をかえりみると決して他人を笑えない。
恥ずかしい限りである。
漬物.jpg

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