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あぁ!懐かしの文化屋雑貨店 [独り言]

文化屋雑貨店----この店名を聞いて「あぁ!懐かしい!」と声をあげるのは、70~80年代に東京とその近郊で青春時代を過ごされた お洒落好きなかたであろう。
私もその一人である。
中高生時代、クラスの大半が文化屋雑貨店ファンで、お気に入りの戦利品をこっそり学校に持って行って自慢したり 休日にばったり店前でクラスメートと鉢合わせしたり と、文化屋雑貨店は、私達の生活に欠くことのできぬ 青春の象徴の店だった。

文化屋雑貨店.jpgここで文化屋雑貨店をご存じないかたに 簡単に説明したいと思う。
文化屋雑貨店とは、チープでキッチュでどこかレトロな 当時としては独創的なセンスに溢れる アクセサリー バック 食器 インテリア小物等を店内狭しとぎゅうぎゅう詰めに販売していた小さな店である。
社長は、「欲しいものが世の中に売られていない」という理由でオープンさせたという。 1972年のことだった。
最初は渋谷のファイヤーストリートに在り、その後 原宿のキャットストリートに移転した。

文化屋雑貨店1.jpg「欲しいものが売られていない」----これは、当時の若者の多くが感じていたことではないだろうか?
商品の数はあっても所有したい物が売られていない----と、日々精神的飢餓感にうつうつとしていた若者は多かったのではないだろうか?
その飢餓感のど真ん中を打ち抜いたのが 文化屋雑貨店なのである。

90年代以降は、もぅチープでキッチュなものは似合わない年齢になり 買い求めることはしなくなったが、私は原宿に行く度に店内を覗き享しみ、我が青春の懐かしさをいっぱいに吸い込んでいた。

しかし----
2年ほど前、文化屋雑貨店は閉店してしまった。
もはや、チープでキッチュでどこかレトロなあの店内は、私の頭蓋の中だけの存在となってしまった。


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