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自分の価値基準で他人の気持ちを決める人 [独り言]

私の父は愛人さんを幾人も囲っていたので、本宅である私の住む家に帰るのは、多くて週に一度 少ない時だと三カ月に一度くらいだったのだが、何かちょっとしたきっかけでそれを人に話すと こう返してくる人がいる。
「寂しくなかったですか?」
そして、その口調と表情には必ず、「寂しかったですよね! 寂しくない筈なかったですよね! 可哀想に!」といった感情が乗せられているのだ。
私はその度に穏やかに、「いいえ、寂しくなかったですよ」と笑顔を作り、心の中では、「はあっ!?寂しくなかった?って何それ? ちーーっとも寂しくなんかなかったよ。 私にとっては当たり前の父子関係だよ。 何が幸せで何が不幸せなんて人それぞれじゃん。 この人、いったい何言ってるんだろう?」と、強い憤りを覚えるのだった。

つまりその人は、父親が毎日帰ってくる家庭こそがまっとうであり、それ以外は歪んだ不幸な家庭だとかたくなに信じ込んでいるのである。
中学生くらいの年齢の子供の会話ならまだしかたがないとも思うが、いい大人になって ここまで自己中心的な狭い思考しか持ち合わせていないというのは、この人はいったいこの年齢まで 何を見聴きし何を学んできたのだろう?と首を真横に傾げたくなる。

もしもこういう人が、「お父さんが別宅の一つも持てなかったなんて 情けなくなかったですか?」と、「情けなく思ってるに違いないですよね!可哀想に!」 という感情を込めて問われたら、どう感じますか?と思う。
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タグ:家庭 価値観