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 幸  [俳句・川柳]



                    小南瓜や 区民農園 午後三時


こかぼちゃ.jpg




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 脚立  [写真]

写真・脚立.jpg


重ねて置かれた色んな色の脚立。
そのままでもカラフルで成立してたのでやすが、ネガ加工してみたら よりあっし好みの雰囲気になってくれたので、これを完成とすることにしやした。

高円寺にときどき立ち寄る中古レコード・CD店がありやす。
目当ての商品が探して見当たらないときは店主に申し出ると、棚の上のほうを掘り返してくださるのでやすが、店主、脚立に乗ったまま、脚立上部を両足で挟み 勢いをつけて飛びあがり ひょい ひょい と、横移動されやす。
あっしが探す商品は たいてい2ひょいくらいで発掘されるのでやすが、なかなか見つからない場合は、店内一周60ひょいくらいされるのかな と思いやす。

タグ:脚立
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 三鷹さいかん・さいかいだ!!  [独り言]

三鷹さいかん.jpg

2015年1月末、三鷹の人達に愛され続けてきた中華料理店さいかんが、駅南口再開発のために、惜しまれつつ その場所での営業に終止符を打った。
同年夏からしばらく 再開発地区内の別の場所での仮店舗営業を行い、その間に正規店舗を探す との話だった。
この旨は、私も僭越ながら「三鷹さいかん再開発」と題して当ブログに書かせていただいた。

7月を迎え8月が過ぎ・・・・・しかし、仮店舗予定地には それらしき建物は見当たらなかった。
もしかしたら予定外の場所で?・・・・・と ぐるぐると南口一帯をめぐるも、さいかんのさの字もなかった。
----どうしたのだろう?
私と同じ思いの人も多いらしく、「三鷹 さいかん」というワード検索で 毎日のように幾人もの人が、私が書いたさいかん閉店の記事を訪れていた。
----と、10月頭、
記事末のコメント欄に こんなコメントが寄せられた。
「さいかんなら先々週くらいから 三鷹産業プラザの交差点左(東)に曲った先にリニューアルしましたよ」
三鷹さいかん.jpg
次の日、私は三鷹に出向いた。
----今日は飲食する時間はないけれど、場所だけでも確認しておこう!
産業プラザを拠点に東にゆき 花屋のある大通りの交差点を渡り 八百屋を過ぎる。
----あった!
真っ赤な大きな縦長の看板「さいかん」
店内を覗くと、大将がレジのところに立っておられる。
私は、ごあいさつだけでもしてゆこう と、ドアを開けた。

「あ!こんにちは! ここで営業することになったんですよ」
「今日は食べる時間はないのですが、場所の確認に来ました」
「すみません。駅からちょっと離れちゃって・・・・」
仮店舗は予定されていた時期を過ぎても何のことわりもなく建ててもらえず、急きょ この場所に正規店舗をかまえることが実現したのだそうだ。
9月16日より営業しているとのこと。
木曜定休や夕方休憩なしの営業形態も、旧店舗同様とのこと。
又、大将は、私があのブログを書いた者だと判っておられて、恥ずかしいやら嬉しいやら・・・・
「明日は時間があるので、改めて明日来ますね!」
「ありがとうございます!」

翌日、夕----
ぱっと明るい客席 淡いベージュの椅子 小ぶりで赤い電気の笠・・・・
旧店舗時の私のお気に入りメニュー、常温瓶ビール トン足小皿 辛子みそ餃子を所望する。
トン足はこっくりトロリ、辛子みそ餃子はほど良い辛さ。
以前と寸分変わらぬ美味さである。
厨房を見やると、旧店舗時と同じ料理人さんが きびきびと動いておられる。
一組 また一組と、テーブルが埋まってゆく。
中には見憶えのある顔も。
あの頃が戻ってきた!
三鷹さいかん さいかいだ!!
三鷹さいかん.jpg

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 菊  [俳句・川柳]



                    花弁摘み 占ひ了へて 老女かな


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 空の牛乳瓶  [写真]

写真・牛乳の空き瓶.jpg


牛乳屋さんの店先に置かれていた 空の牛乳瓶。
パソコン上でネガ加工したら 秋空のように爽やかな雰囲気となってくれやした。

そういえば昔、弟が、勉強ばかりしているカタブツの男子学生のことを「牛乳瓶のフタみたいな眼鏡の」と揶揄していて、「それを言うなら牛乳瓶の底だろう。フタじゃ見えないよ」と思いやしたが、ズバリと指摘しては可哀想なので、突っ込むのは心の中でだけにしておきやした。
また十五年くらい前、あっしはチリチリボワボワのアフロヘアにしていたのでやすが、街を歩いていたらすれ違いざまに「わ!ハチの巣みたいな頭!」と独白されやした。
好きでやっていたヘアスタイルだったので何と例えられようが平気だったのでやすが、「それを言うなら鳥の巣じゃないかい? ハチの巣は穴だらけの塊だよ」と、これも心の中で突っ込みやした。
あっしも自分が気付かないだけで、こういうちょっとした間違いを発しているかも知れないな と思いやす。

タグ:牛乳瓶
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国立にあったレストラン喫茶・バーゼルのパルミットのサラダ  [独り言]

パルミット.jpg

今はもうなくなってしまったが、東京郊外の国立の街で 私が常連といえるほどに頻繁に訪れていたレストラン喫茶の一つに、バーゼルという店があった。
真白いペンキを角を立てるようにペタペタと塗りたくった内装がまばゆかった。
メニューは、カレー ハンバーグ グラタン スパゲティ クリームソーダ パフェ 等々と、いわゆる通常のレストラン喫茶のそれと何ら変わりがなかったが、唯一つ、コンビネーションサラダだけは違っていた。

木をくりぬいたボウルに レタスがしかれ、くし形のトマトとななめ切りのキュウリ。
そこに、直径2センチ長さ10センチほどの象牙色の筒状のものが3本ばかり、ドンドンドーンと鎮座していたのだ。
口に入れると、それはクコクコと心地良い歯ごたえとともに崩れ、ホワイトアスパラガスと筍の中間のような淡い味わいが広がった。

見た目も味も、ホワイトアスパラにも筍にも似てはいるものの明らかに別物であることは確かで、何度頬張ってみても いったい何物だか皆目正体不明だったので、ある時、ウェイトレスさんに尋ねると、「これはパルミットといってヤシの新芽なんですよ」と教えてくださった。
ヤシというのは中身のジュースのみならず 芽も食することができるのだな!洋食でヤシなんて面白いな! と小さく驚かずにはおれなかった。

足繁く通っていた頃も惜しまれつつ閉店してからも、私はそれはもう 他のありとあらゆるレストラン・喫茶店でもサラダをいただいてきたが、このパルミットに対面したのは ここバーゼルだけである。
だから 必然的に私の頭蓋には、2センチ×10センチの象牙色とクコクコの歯ごたえとアスパラと筍の中間の味わいが 深く刻み込まれることとなった。

先日----
偶然にも、国立の街の他のレストランでシェフをやっておられた というかたとお話する機会があり、国立懐かし話に花が咲いた。
そして、バーゼルのパルミットのサラダの印象を語ると、こう穏やかな笑顔で返してくださった。
「バーゼルのシェフはフレンチ出身だからですよ。 フランス料理では よくパルミットを使うんです。 舶来の食材を扱うスーパーでは水煮にしたものを 缶詰や瓶詰めで売ってますよ。 それをそのまま乗せれば パルミットのサラダの出来上がりですよ」

後日、カルディに行くと----
----あった。
久しぶりに、クコクコの歯ごたえをたよりに ペタペタの真白くまばゆい内装を 眼前に鮮やかによみがえらせてみたくなった。

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 古書店  [俳句・川柳]



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                    ふりむかば 老夫 野望の少年に




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 抽象的な光  [写真]

抽象.jpg


ここのところ具象な写真記事が続き 反動で思い切り抽象的なのを出したくなったので、これを公開しやす。
夜の街の灯りに向かってケータイをぐるぐる振り回して撮影し、PC上で色調加工を施しやした。
かなり以前に撮ったもので、つまり何代も前のケータイで画素が粗いのでやすが、それがまた面白味になっているかな と思いやした。

久しぶりにこの方法でまた撮ってみようと考えてやす。
今は画素数の高いガラホにしたので、どんなふうに撮れるのか 興味深いでやす。
道行く人は、「この人はいったい何をしているのだろう?」と振り返りやすが、そんなことは気にしやせん。

タグ:抽象
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 映画「心中天網島」  [感想文]

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篠田正浩監督が、近松門左衛門原作の同名の人形浄瑠璃を 役者を使った劇映画に起こした 1969年の作品である。

先ず映画は、人形浄瑠璃の楽屋風景に 篠田監督が脚本家と打ち合わせをする声をかぶせたドキュメンタリーで始まる。
---と、タイトルが現れ、役者が登場し 物語が滑り出す。
遊女とそう景気が良いとは言えない紙屋の主人が、連れ合い・親兄弟を巻き込んでの 激しい感情の行き来を経た末に、二人 死に向かう、という王道の心中物なのであるが、これが実に計算高く 的を射た創りと成っているのである。

画は、観る者を威圧するようなハイコントラストの白黒である。
室内や街なかは、浮世絵や書が大きく描かれた 抽象的な装置である。
そして、中でも、この作品を決定的に成功に導いているのは、画中に黒子を配している事に他ならない。
数多の黒子が、時にたたずみ 時に手招きし 時に介錯し、地獄からの使徒の如く 暗黒の結末を暗示しているのである。
これを若し通常の時代劇の手法で撮っていたら、生身の人間が演じている事が強く前面に押し出され、人形浄瑠璃としてこそ成立していた行きつ戻りつする激しい感情との間に ちぐはぐさが生じたであろう。
よくぞ黒子をもちいる事を発案したと 感服するばかりである。

私は、篠田正浩氏は 奇をてらわない商業映画だけを撮っていた監督だと思い込んでいたので、これ程 前衛的・実験的な作品を遺していたという事に 嬉しく驚かずにはおれなかった。
むろんATGとの仕事だからできたのは言わずもがなだが。

「心中天網島」
実験映画好きにも商業映画好きにも是非とも観ていただきたい 実験時代劇の最高傑作である。

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タグ:心中天網島
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 柿  [俳句・川柳]



                     四等分されて争ひおさまれり


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