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 ビールケースに入ったビニールシート  [写真]

写真・赤と黄と青.jpg


確か、新宿・戸山の住宅街の酒屋の裏で だいぶ前に撮ったものでやす。
子供用の不透明水彩えのぐの赤と青と黄をチューブから絞り出したような色彩に面白味を感じ、思わず携帯端末を向けやした。
そして、この三原色が際立つように、pcで少しコントラストをあげやした。

こういうビールケースを椅子に使ってる居酒屋さんって 最近しばしば目にしやすね。
あと、ドラム缶のテーブルとか、ワインの木箱の荷物入れとか。
ぼんぼち、こういう意匠は大好きでやす。
お金をかけて素敵な店が出来上がるのは当然だけど、それよりも、お金をかけずにちょっとしたアイデアで面白いことをやっている店っていうのに すごく惹かれやす。
おつまみに関しても、同じに思いやす。
高くて美味しいは当たり前だけど、それよりも、安くて意表をつくメニューや一工夫して美味しさを引き出している店で下鼓を打ちたいでやす。


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謳い文句からズレた映画 [感想文]

先日、「60年代に、ビートルズに憧れた少年達がバンドを始める青春映画」と謳われている映画を観に行った。
ポスターも、モッズスーツでかためた四人の少年がジャンプする いかにも60S!な匂いに溢れている。
60年代音楽の大好きな私は、期待に胸を高鳴らせ 劇場のシートに掛けた。
しかし----
少年達がビートルズのレコードを聴いたり楽曲をコピーするシーンはほんの少ししかなく、おおかたは 四人の中の一人の少年の恋愛物語だった。
ずれた映画1.jpg私はひどく落胆してしまった。

これでは、あんぱんと表示されているパンを買ったら あんこはほんのちょっとしか入ってなくて クリームがたっぷり出てきた、というようなものである。
あんぱんを求める客は、一口齧ったらあんこ 二口めにもあんこ 食べても食べてもあんこがぎっしりー!を望んでいるのである。
いくら不味くはなくともクリームなんぞが出てきたら、「私が買ったのはあんぱんであってクリームパンじゃない。 表示に偽りありぢゃないか!?」と 不満でいっぱいになってしまう。

ずれた映画2.jpgこの様な 謳い文句からズレた映画は、私が今回観てしまった作品のみならず、商業映画に於いて時々見受けられる。
猫が途中からほとんど出て来なくなる猫映画、美しい裸体の女性がわずかにしか登場しないお色気映画、主役が冒頭とラストくらいにしか活躍しない○○さん主演!と大々的に宣伝された映画、等々々・・・・。
謳い文句に添った内容の映画を作るべし!というのは、映像学校の一年の一学期で教わる 映画作りの基礎中の基礎である。
それなのに何故、このような映画を作ってしまうのか・・・・???
これは決して、商業映画に携わっているブレーン一同が映画作りの基礎を解かっていない、という事ではないと思う。
商業映画ならではの、諸々の いたしかたのない「大人の事情」によるものに違いないのである。
舞台裏では、耐えがたきを耐え忍びがたきを忍ばざるを得なかった 辛く苦しい負の選択があったと 十二分に察する。
十二分に察しはしても、こちらは貴重な時間を使い金を払っている客である。
作り手とは対峙する関係であり、同方向を向き着いて行く関係ではない。
だから、この様な映画に遭遇してしまうと、つい 「商業映画って こういうところが嫌だよね」と 毒づいてしまう。


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 一緒に  [台詞]


「・・・・・てことは、タッくんはイヴの日には、パンケーキを一緒に食べて 恋愛映画を一緒に観て 占いの館で一緒に占ってもらって 小洒落たイタリアンワインを一緒に飲める相手を探してるんだね。・・・・・・・・・・・私? 私は、パンケーキも恋愛映画も占いも小洒落たイタリアンも興味ないから・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・いいって! いいっていいって!悪いよ!! だってタッくん、そのコースめちゃ行きたいんでしょ? 無理に行きたいとこ変えてもらっちゃうの悪いからいいよ! 目的一緒の人 探しなよ!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あ! 山口くんとりょうくんと三人で行けば? 山口くんとりょうくんも、今タッくんが言ったのとぴったし同んなじこと言ってたよ」

一緒に.JPG

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奥山眞佐子さんの「一葉忌朗読ライブ」を聴きに行く [感想文]

11月23日、ちょっとしたご縁があって、奥山眞佐子さんの朗読ライブを聴きに行った。
奥山眞佐子さんは、金子信雄さん 山田五十鈴さんらに師事され、近年ではNHKテレビドラマ「花子とアン」の山梨ことば指導を担われた ベテランの女優さんである。
今回の朗読ライブの演目は、ライブ当日が120回目の命日であることから 樋口一葉の代表作である「たけくらべ」。
奥山さんは、三越劇場での「樋口一葉ひとり芝居」などを通じて 樋口一葉作品の普及に努めているかたでもあるのだ。

とうへんぼく3.JPG会場は、高円寺の中でも極めて高円寺的な居酒屋「唐変木」。
柱時計が幾多かけられ 昔の学校の机と椅子が並ぶ焦茶色の店内の中、はしばみ色の着物姿の奥山さんの朗読がスタートした。
原文の語りに奥山さんご自身が解説を加えた構成で、アルトリコーダー&ピアニカの男性のかたが音の効果を盛りたてる。
目の前に情景がありありと現れるような真に迫る朗読で、殊に台詞の部分は 登場人物に入りこんで発しておられて、「さすが役者さんだなぁ!」と惚れ惚れと聴き入らずにはおれなかった。
又、アルトリコーダーの音は尺八に近いので、作品の時代にぴったりとマッチしているなぁと感じた。

----朗読は、アナウンサー出身のかたと役者出身のかたで 大きく読み方が違ってくる。
前者は、元の文を書いた作者が何を書いたかに忠実に 客観的に一歩も二歩も引いた読み方をする。
台詞部分は、前後の地の文で説明をしているのだから感情を入れると意味が重複する という理由から 極力抑えて発する。
したがって、イメージが観客にゆだねられ、観客一人一人の脳内に世界が浮かぶ。
対して 今回の奥山さんのような後者は、モチーフとしている作品から 演者が何を感じとったか どこを強調したいか、とにかく演者が前面に出る。
とうへんぼく2.JPG台詞も芝居の台詞のように 感情を入れる。
よって 観客は、目の前に立つ演者のかたの周囲に情景をイメージしたり 演者のかたが登場人物に見えてきたり と、共通認識の多い世界を受動する。
勿論これは、どちらが正しい読み方でどちらが間違った読み方という事ではなく、考え方の違いであり、観客側も、どちらが嗜好に合うか という問題だと思う。
私はどちらの読み方も好きで、同じ作品を聴き比べる事に面白味を覚えている。

ライブ終了後----
酒を交しながら 奥山さんから、ことば指導というお仕事が 精神的にも肉体的にもいかに過酷であるか、樋口一葉にどれほど思い入れがあるか など、貴重なお話をたくさん聞かせていただけた。
非常に楽しく同時に勉強にもなった 有意義な一夜であった。 

とうへんぼく1.JPG

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 緑色の看板  [写真]

写真・緑の看板.jpg


一見 外国の街の一隅のように見えやすが、渋谷で撮ったものでやす。
斜めにした角度や緑の部分の位置と分量 にじみ具合があっしなりに気に入ったので、作品としてアップすることにしやした。

あっしは海外に足を踏み出したことは一度もないので、日本の中の外国ちっくな場所を発見すると嬉しくなりやす。
何故、海外に出たことがないかというと、単に強い熱意がないからでやす。
お金と時間を使う優先順位として もっと上に位置するものが幾つもあるからでやす。
みなさんの中には、様々な国を旅されたかたも多いと思いやすが、どこの国が一番印象深かったでやすか?
また、それはどんな理由でやしょうか?


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 喫茶店のBGM  [独り言]

私は喫茶店マニアなので しょっちゅう喫茶店に行く。
二軒はしごする日も珍しくなく、よく利用する街には「なじみの喫茶店」が何軒かづつ在る。
私が「なじみ」にしたい、つまり 喫茶店に求める重要要素は以下である。
第一に、店員さんの接客態度が良いこと。
二番目に、内装(椅子テーブル・調度品なども含む)が古めかしく焦茶色でまとまっていること。
そして三番目に拘るのは、BGMである。
----そう、BGM。 どんな音楽がかかっているか、私にとって かなり重要な要素なのである。

喫茶店.jpgというのは、私は好きな音楽と嫌いな音楽が非常にはっきりしていて、好きな音楽の中に身を置いていると至福に心がほぐれるが、嫌いなそれだと、拷問を与えられているが如くに精神的圧迫を覚え、すぐさまその場から逃げ出したくなってしまうのだ。
具体的に挙げると----
シカゴ以前のブルース オールディーズ オールドジャズなら至福、70年代以降に主流となった音楽はすべて拷問、クラシック音楽はやや苦痛、BGMとして最も多くの喫茶店で使われているモダンジャズは、至福とまではゆかないけれど苦痛でもない、といったところである。

喫茶店2.JPGたまに看板にJAZZと掲げていながらクラシックを流したり いつもはオールディーズなのに唐突に80年代ロックをかける店があり、落胆してしまうことがある。
そんな時、他にお客さんがいなければ いつもの音楽に戻していただくのだが、店員さんの対応から「うちの店のBGMはこれなんです!」と信念を持って経営している店は意外と少ないと判る。
それだけ 喫茶店で音楽に拘る客が少ないということなのだろう。
「この音楽がかかるからこの店に来るのは止めよう」という客は、あまりいないのかも知れない。
店の売上を左右する重要な要素でなければ、店主のその日の気分で替えたりする可能性も大きくなるわけである。

私がなじみにしている十数店の喫茶店の中、前述の三要素全てをみぢんの不満も感じさせずに満たしている店が 一店だけ在る。
三鷹の「リスボン」である。
BGMは、オールディーズである。
明るくてきぱきと愛想の良い初老のマスターは心底オールディーズがお好きなようで、仕事をしながらしばしば合わせて口ずさんでおられる。
ここならいつ来ても間違いなくオールディーズに酔いしれることができる。
スピーカーの真下の席が空いていると、迷わずそこを陣取る。


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 酔っ払い  [台詞]


「・・・・・・・るせぇんだよ、さっきから酔っ払い酔っ払いって・・・・・・・・・う~・・・・・・・・大将!熱燗もう一本!・・・・・・・・・・う~~・・・・・・・・なんでぇ、酔っ払いが悪いか!・・・・お前ぇなんかちんちくりんじゃねぇか・・・ちんちくりんよりなぁ、酔っ払いのほうがず~~っとマシなんだよっ・・・・・・・・・・・・・・なんでかって?・・・・・・なんでかっていうとな・・・・・なんでかっていうとなぁっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ちんちくりんは明日になってもちんちくりんだけど、酔っ払いは明日になったら酔っ払いじゃなくなるんだよっっっっ!」

酔っ払い.jpg


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口角をあげて笑うということ  [独り言]

笑顔1.jpg

みなさんは、日々 笑顔を作っておられますでしょうか?
そして、その笑顔は、他者からも「笑顔である」と 認識されていますでしょうか?
今日は、笑顔についての私なりの経験と考察を書かせていただこうと思います。

私は子供の頃 学生時代と、周囲の皆から 「いつも無表情だね」「感情を顔に出さないんだね」「何考えてるのか解からない人だね」と言われてきました。
決して意識的にそうしていたわけではありませんし 元よりそういう自覚すらありませんでしたが、とにかく顔の表情に乏しかったようです。

と、ある時----
私の写真を撮ってくれようとカメラを向けた人が、「笑って!」と言いました。
私は笑いました。
その人はもう一度、「笑ってー!!」と さっきより声を張りました。
私はもっと笑いました。
再び「笑ってーー!!!」と より強く発しました。
私は心の中で、「こんなに こんなに こんなに笑ってるんだから、もうこれ以上笑えないよ」と思いつつ 満面の笑みを作りました。
カメラの人は、「はぁ・・・・」と諦めたように声を落し、シャッターを切りました。
私はなんで、三回も「笑って!」と言われ そして諦めたように声を落されたのか さっぱり解りませんでした。

ところが、焼き上がった写真を見ると-----
そこに写っていたのは、目を糸のように細くして口をへの字に半開きにした つまり 少しも笑っているとは見えない むしろ嫌そうな顔をしている私でした。
----私の笑顔は笑顔に見えないんだ・・・・・。
私は自覚しました。
そして、それは仕方のない事なのだと受け入れて生活するしかない と思いました。

笑顔2.jpg
が、26才になった時----
ダメ元で、「他者からも笑顔に見える笑顔を作れるようになってみよう!」 と一念発起しました。
先ず、どうしたら「笑顔」に見えるのかを考えました。
現在(いま)ならネットで瞬時に答えが出る問題ですが、当時はない時代でしたから 自分の頭で考えるしかありませんでした。
あれこれ考えた結果、笑って見える表情というのは、目を細めるのではなく 口角をあげることなのだと解りました。

それから、私は口角をあげるように努めました。
日常生活の中で笑う時 写真を撮られる時 一人で鏡に向かう時に、意識的に口角をあげようとしました。
しかし、これが想像以上に難しく ちっとも出来ないのです。
無意識に口角があがる人からすると、「なんでそんな簡単な表情が出来ないの?」と不思議に思われるでしょうが、生まれてこのかた口角をあげた事のない者にとって、使ったためしのない筋肉を動かすのは 並大抵ではないのです。
最初の何年間かは、ひょっとこみたいな口になってしまったり ひどく鼻の下を間伸びさせてしまったり と上手く出来ませんでした。
34才の時の写真を見ると、上手くあがっているショットもあれば 間伸びしているのもあります。
そして40才近くになった時、趣味で演技のレッスンを受けたら、科目の中に「笑う」レッスンがありました。
そのレッスンでは先生から合格点をいただけたので、ちゃんと他者からも笑って見える笑顔が作れていたという事になります。
ですから、口角をあげて笑えるようになれるまで、おおよそ10年くらいはかかった計算になります。 

今では、何の意識もなくとも きゅっと口角をあげて笑うことが充分に身につきました。
私の事を「無表情」だとか「感情を顔に出さない」だとか「何を考えているか解らない」という人も誰もいません。
何事も諦めずに努力してみるものだなぁ と実感しています。

笑顔3.jpg

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 だんごになった紐  [写真]

写真・こんがらがった紐.JPG


住宅街の路地で遭遇した だんご状にまとめられた ゴミにかぶせるネットの端に付いている紐でやす。
あっし的にこういうモチーフはツボなので、発見するや駆け寄り 迷わず撮りやした。
そして、pc上でネガ加工した後、赤味のトーンをかけやした。
この写真に何を感じてくださるか どう解釈してくださるか、みなさんにゆだねやす。

紐・・・・といえば、自分はぶらぶら遊んでいて女性に食わせてもらっている男性のことを 俗にヒモと言いやすね。
よくもそんな恥ずかしい生き方が出来るものだなぁと呆れてしまいやすが、相手の女性も納得してそういう生活をさせているのだから、第三者がどうこう言うのはおせっかいというものかも知れやせん。
でも、きっちり家事をやっていたら、それはヒモではなくて主夫でやすね。
主夫は立派な一職業だと思いやす。
そこのとこ、ごっちゃにしないようにしたいと思いやす。
時代とともに専業主夫って増えてゆくのが自然だと思いやすし、同時に認知度も上っていいように思いやす。


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 好きなアニメーション技法  [独り言]

私はセル系アニメーションは嫌いだが、それ以外の技法のアニメーションは一通り観る。
スチルアニメーション オブジェクトアニメーション ピクシレーション クレイアニメーション ドローイングアニメーション パペットアニメーション 等々々・・・・・。

一番好きなアニメーション技法はスチルで、松本俊夫の「アートマン」http://blog.so-net.ne.jp/bon-bochi/2013-01-10や伊藤高志の「スペイシー」http://blog.so-net.ne.jp/bon-bochi/2012-06-02の様な作品が、自分の嗜好に最もしっくりくる。
めくるめくショットに酩酊状態に陥る感覚が、何とも理屈抜きに心地良いのである。
オブジェクト ピクシレーション クレイ も、なかなか見逃せなく、一番好きなアニメーション監督は誰?と 問われたら、まっ先に チェコのヤン・シュヴァンクマイエル監督http://blog.so-net.ne.jp/bon-bochi/2010-11-13を挙げる。
あのおどろおどろしくもユーモラスな独特の世界は、アニメーションでこそ表現可能だと唸らずにおれない。
そして、二番目に好きなアニメーション監督は?と もう一歩踏み込まれたら、ロシアのカットアウトアニメーション監督ユーリー・ノルシュテインと答える。
いかにも北の国といった彩度を抑えた美しさに、つい時を忘れて吸引されてしまう。

そのユーリー・ノルシュテイン、嬉しい事に 12月10日からシアターイメージフォーラムにて「アニメーションの神様、その美しき世界」というタイトルで 特集上映が催される。
余りにも有名な 「霧の中のハリネズミ」 「話の話」の他 「アオサギとツル」 「キツネとウサギ」 「ケルジエネツの戦い」 「25日・最初の日」 が上映される。
私はすでに全作品観ているが、このようにクオリティの高いアートアニメーションは 何遍反芻しても良いものなので、是非とも足を運ぼうと考えている。
何とも真冬に相応しい特集上映ではないか!!

ユーリー・ノルシュテイン.JPG

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