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私の部屋 [独り言]

ガラス器 織部の湯飲み 和布のテーブル掛け かたつむりの形の電気スタンド 自在燭台 船箪笥・・・・・・
私の部屋は、私の選りすぐりの愛しい物達で ひしめき合っている。
別の言い方をすると、私の愛していない物は、何一つとして ない。

私はこの最上級に居心地のいい部屋で、日々 寝起きし くつろいでいる。
この部屋は、もはや私という人間の一部である。
もしも帰る所がこの部屋でなくなったら、私は私でなくなり 歪み狂ってしまうだろう。

だから、死ぬ時は、穏やかに この部屋の中で死にたいのだ。
選りすぐりの愛しい物達ばかりに囲まれて・・・・・・・

部屋.jpg

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緑色の花 [写真]

写真・緑の花.jpg

春に上野のぼたん園で撮ったぼたんをネガ加工したものでやす。
ぼたん園のぼたん、当たり前じゃない写真にするのが難しかったのでやすが、これは当たり前じゃなく成立したので 作品として公開することにしやす。

この写真はネガ加工で緑色にしたわけでやすが、あっしは天然でも緑色の花って大好きでやす。
クリスマスローズやチューリップって緑色がありやすね。
ああいうの、強く吸引されやす。


タグ: ぼたん
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どしゃぶり [独り言]

ある夕 ベッドでうつらうつらしていると 
突然 右耳に激しいどしゃぶりの音が聞こえてきた。
左耳には聞こえない。
私の右耳側は書斎で 左耳側は窓である。

私は書斎へと立った。
どしゃぶりの音は書斎の机の上から響いているのだった。
机上には 一冊の書籍「都市計画・明日の東京」が開かれていた。

どしゃぶり.jpg

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生々しい看板 [写真]

写真・牛豚の内臓専門.jpg

亀戸で遭遇した看板。
ホルモンではなく内臓と表記してあるところが生々しいでやすね。
木に黒でちょっと乱暴に書かれた字体や右に血のように真っ赤な提灯が下がっているところも 生々しさをアップさせてやすね。
この生々しさをより強調するために pcでコントラストを少々あげやした。

内臓、みなさんはお好きでやすか?
あっしは内臓よりも先端が好きでやす。
豚足 鶏足 ぼんじり・・・・・。

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父と母の仲 [独り言]

これまで私は何度となく 母親に酷い虐待を受けてきたことを吐露してきましたが、今日は、母は父とはどんな様子だったのかを綴りたいと思います。

まず、何故 父と母は結婚したかを簡単に説明します。
父はオーケストラのバイオリンニストだったのですが、クラシックの仕事だけでは食えずに、テレビの歌番組のバックのオーケストラのアルバイトをやってしのいでいました。
今でいうと、ギタリストだけど自分のバンドが売れないからアイドルのバックバンドをやって しょっちゅうチラチラテレビに映っている といった所でしょうか。
加えて父はルックスが良かったので、ミーハーな女にはずいぶんとモテていた様で、常に周りにたくさん女がおり、母もそんな中の一人でした。

父母.jpg
と、母は、望まぬ妊娠をしました。
それをチャンス到来とばかりに利用して、父を一人占めしたいがために 「産んでいいよ」と言わない父を無視して、子供嫌いだったにも関わらず 強行突破で勝手に一人で私を産み「これ、アンタの子だから責任とってよ!」とやったわけです。
父はしぶしぶ 私が十八才になるまでという期限付きで入籍し、私が三才になる頃には歌番組のバイトでも母と私を養いきれなくなり 全く別の仕事を始めました。
私の記憶にあるのは、父が別の仕事を始め、経済的にぐんぐん豊かになりつつある頃からとなるのですが、その頃から離婚するまで、母は、父が傍にいる時は しじゅうこんな言動をぶつけていました。

「昔は痩せててカッコ良かったのに今じゃ豚みたいに太って醜くなった! あー!まったく騙されたもんだよっ!」
「ヨーロッパ旅行に連れて行くって言ってたのに いつも国内ばっかりだーーーっ!この嘘つきがーーーっ!」
「アタシは世の中で一番サイテーな男と結婚するハメになった世の中で一番可哀想な女だぁっ!」
母が父のために料理を作ったことは一度もなく、鰯を甘じょっぱく煮たものなど 父は自分が食べたいものは自分で作って食べていたのですが、それを横目で見ては
「おーおーおー! また不味いもん作って食いやがってよー!」
と嘲笑し、私が食べようとすると
「あんなもん不味ーーーい! 食うなーーーっっっ!」
と、食べさせてくれませんでした。
父母2.jpg

父は、私が小学四年の時から会社経営を始めたのですが、母は経営のノウハウなど何一つとして解からないのに、
「大卒は甘チャンだから入れるなーーーっ!入社させるのは中卒か高卒だけにしろーーーっ!」
と命令したり、社長室の椅子にふんぞり返って座ったり、家族旅行に若い社員を運転手としてアゴで使ったりしていました。
又 夜になると、「ギャーーーーーーーーッ!!!」と奇声を上げながら ヤカンを床に叩きつけては拾ってまた叩きつけて・・・・を二時間くらい繰り返していました。
母が父に対して 優しい言葉どころか普通に話しかけたことは、私の記憶にある限り ただの一度もありませんでした。

そんな母に対して父は、いつも何も答えずにヘラヘラッと笑っていました。
私は漠然と「これが当たり前の夫婦」だと思っていたので、その様子を見ても 別に辛いとも悲しいとも思いませんでした。
むしろ父が傍にいる時は 怒りの矛先が父に向いていて私は母に殴られる可能性が低いので、そういう意味で嬉しかったです。

今思い返すと、父はよくこんな母親と入籍し 十八年間もの間辛抱してくれたものだと感心します。
私だったら 認知して養育費だけを送って他人のままでいます。
父が右に出る者がいないほどの楽天的な性格だったおかげで、十八年間、一般的とは言えなくとも家族でいる事がなんとか保てていたように思います。

父母3.jpg

タグ:両親 父母
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青いネオン [写真]

写真・青いネオン.JPG

街なかの青いネオンをわざとぶらして撮り、抽象画のように仕上げたものでやす。
これからはこういう写真を多く撮ってゆけたらな・・・と考えてやす。

青という色は大好きでやす。でも、洋服ではめったに着やせん。
何故なら似合わないから。
肌の黄色味が強いあっしは、青はよけいに黄色味強く見えてしまうのでやす。
と、先日、青に紫とカーキ色のタイダイのTシャツを求めやした。
こんなふうに混ざっていたら着こなせそうだぞ と。
実際、違和感なくしっくり似合いやした。
着た初日に 友人にさっそく「青が入ってるの着てるなんて珍しいねー」と言われやした。


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バーテンダーさんとバーテンさん [独り言]

バーテン2.JPG

みなさんは、オーセンティックなバーで、ネクタイをきちんとしめてベストもピタリと着用し 一筋の乱れもなく髪を撫でつけ、洋酒カクテルのことなら専門書のごとく知識があり それでいて決して出過ぎない態度の従業員のかたを何と呼ばれているであろうか?
-----「バーテンダーさん」 その通りである。

「バーテンさん」と呼ぶのも あながち間違いというわけではない。
しかし、バーテンさんという呼び方には、ちょっと大衆的で小馬鹿にしたニュアンスが入ってしまうのである。
解かりやすく例えるのなら、ハイヤーの運転手さんを「運ちゃん」と呼ぶのと同じである。
バーテンと呼ぶのに相応しいのは、昔イッセー尾形さんが演じていたような 洋酒の知識もろくになくまともなカクテル一つ作れず、客のいない時間にはカウンターにテレーッと肘をついて与太話に余念のない お世辞にも品がいいとは言えないバーの店員である。

中には、「バーテンさん」という呼称がそういったニュアンスを含んでいる事を知らずに バーテンダーさんをそう呼んでおられるかたもいるかも知れない。
勿論バーテンダーさんの側では、前後の言葉づかいや表情から 蔑称として使っているのではないとピンと察してくださる。
「このお客様は正しい言い方をご存じないだけなのだな」と。
だから、笑顔で接客を続けてくださるに違いないが、内心はあまり気持ちのいいものではない筈である。

オーセンティックなバーの席に掛けたら、きちんと「バーテンダーさん」と呼び、心底気持ちのよい接客で 迎え送られたいものである。

バーテンダー.JPG

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色ガラスの窓 [写真]

写真・色ガラスの窓.JPG

近所のガラス工房の窓を撮り、pc上でネガ加工をほどこしたもの。
彩度の低い有彩色がバランスのとれたいい趣となったので、作品として挙げることにしやした。

ガラス窓といえば、30才くらいの時、諸々の家庭の事情のために、一戸建てに一人で住んでいたことがあるのでやすが------
ある日の深夜、帰宅して玄関のドアを開けようとしたら鍵がありやせんでやした。
どうやら、昼間 レストランで会計時に財布を床に落としてしまった拍子に 鍵を拾い損ねて気づかずにいたらしいのでやす。
逡巡した結果、縁側のほうの窓ガラスを庭に積んであった空のビール瓶で割って 中に入りやした。
次の日には、ガラス屋さんに新たな窓ガラスを入れていただきやしたが、あんな思いはもう二度としたくはないでやすね。
以来、鍵は、財布の中の他に、鞄の中の誰にも見つけられない場所に そっとスペアを隠していやす。


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エゴイズムの生き物 [独り言]

もう十年以上前、猫を何匹か飼っていたことがあるのだが、内二匹は病気で死んでしまった。
その猫達に対して 私は今でもしばしば、「もっと早く病気の兆候に気付いてあげていれば・・・・」「いたずらをした時にあんなに怒らなければ良かった」「自分の具合が悪かった時に冷たくあしらわずに 自分のことは二の次にして温かく受け入れてあげれば良かった」と 罪の意識にさいなまれる。
そして、「ごめんね ごめんね ごめんね ごめんね・・・・」と 勘定しきれないほど唱えてしまう。

しかし----
私は毎日 肉を食べている。
焼き鳥ならどこそこの店が旨いだの インドカレーの具はマトンに限るだの 豚足醤油煮には八角は欠かせないだの・・・・。
又いくつもの革製品を所有し 冬は毛皮のコートをまとっている。
牛革の財布は使いこむごとに味か出るだの 山羊革の手袋は薄くて柔らかくて着け心地が良いだの ハラコの手触りと柄は最高だの・・・・と。
そこには罪の意識はみぢんもない。

同じ命ある感情ある痛みある動物に対して、この気持ちの差は何だ?
ほとほと自分という人間に 嫌悪を覚えずにはおれない。
否、私のみならず、世の中にはこういう人間が大半なのではないだろうか?
つくづく 人間とは何とエゴイズムの塊の生き物なのだろうと思う。

猫.JPG

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純喫茶「丘」 [写真]

写真・純喫茶「丘」.JPG


先日公開した「喫茶店アイスクリーム比較」という記事の中でアイスクリームを紹介した 上野の「丘」という純喫茶の入り口でやす。
1960年代初頭に開店したというだけあって、外観からして年季が入ってやす。
階段を下りると、朽ちたサンプルがウィンドウに並び 黄ばんだシャンデリアが揺れていて圧巻でやす。

この純喫茶「丘」の外観、以前から写真作品にしたいと考えていやした。
が、どう撮れば画としてキマってくれるのか・・・・・?
訪れる度に逡巡していたのでやすが、この間思いきってスマホのシャッターを押してみやした。
やはり斜めで白黒だろう!---- と。
そして、pc上でコントラストをやや強めやした。
この撮り方で正解だったと あっしなりに納得してやす。

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