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トラブルニキビ肌がつるすべ肌になるまでの経緯 [リポート]

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私・ぼんぼち、たいした顔はしていませんが お肌だけは自分で言うのも何ですが、つるっつるのすべっすべです。
接する多くの人達に「肌、綺麗だねー。エステとか行ってるの?」と言われます。
しかし、過去記事「サラダ嫌いになった理由」を読まれたかたはご存じのように、若かった頃---11才~38才くらいまで---は、酷いニキビとかぶれ等のトラブルに悩まされていました。
今日は、私が 最悪から最良の肌状態へと変わった経緯をリポートしたいと思います。

11才になった頃----
突然、顔じゅう隙間がないくらいに真っ赤にニキビができるようになりました。
一日に何度顔を洗ってもすぐにギトギトと脂が浮きだし 常に何カ所からか血膿が垂れ流れていました。
物心ついてからそれまでの間は 私のことを醜いと嘲笑するのは私の母親だけでしたが、周囲の他人や通りすがりの人達にも からかわれたり「気持ち悪い!」と声をあげられたり すれ違う時にギョッとされたりするようになりました。
私は、自分で鏡を見て辛いのと 多くの人から存在を否定された気持ちになったのとで、「このニキビをどんな努力をしてでも治してやるぞ!」と思いました。 

その頃よく食べていたのは、ステーキ ハンバーガー ピザ ドリア パフェ チョコレート 等です。
まだ小学生だったので 母親の決めたものを食べていました。
都立病院の皮膚科に通わせてもらい ビタミン剤を処方されましたが、肌状態は少しも改善しませんでした。
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中学高校時代----
三度三度自分の意思で自分の決めたものを食べられる生活環境になったので、極力野菜を食べるようにしました。
昼食はドレッシングなしの野菜サラダだけのお弁当を作り 夕食にもたっぷりとサラダを付けました。
揚げものと肉の脂身は食べないようにしました。
ニキビを改善できると謳われているあらゆる基礎化粧品を試してみました。
毎日曜日や春夏冬の長期休み期間は、ファンデーションをべったりと塗り 少しでも目立たぬように努めました。
小学生の頃の「隙間がないほど」の酷さではなくなりましたが 「少し数が減った」くらいで、中学高校を通して クラスで一番のニキビ面でした。

高校卒業時から20代半ばまで----
この頃は仕事が眠る間もなく忙しかったので、肌ケアをする余裕はありませんでした。
食べ物は、買いに出る暇も作る暇もなかったので、殆ど毎日 玉子かけご飯をかきこんでいました。
ニキビの状態は相変わらず でした。

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20代半ば過ぎ----
時間とお金の余裕を手に入れたので、徹底的に気合いを入れてニキビを撲滅しよう!と あらゆる手段を試すことにしました。
ある人が「これを飲むと治るよ」とハト麦の粉末をすすめてくれたので 飲むことにしました。
飲み始めて何日かすると、再び小学生の頃と同じくらいの隙間がないほどのニキビと脂と血膿におそわれてしまいました。
飲むのを止めて一年くらい経つと ハト麦の影響が抜けたのか、中高時代と同じくらいの状態に戻りました。

きちんと薬剤師の指導の元 漢方治療をすることにしました。
一日3回 丸薬をおちょこ一杯の蜂蜜で飲み 水分は一日360ml以下にする という方針のものでした。
月に3万もする漢方薬で 半年続けましたが、効果はまったくありませんでした。
自分の素顔を見るのも見られるのも嫌で、毎日ファンデーションをべったり塗って生活しました。

20代後半の時----
「鉱物由来の油が良くない」と聞き、ファンデーションを塗ったりパウダーをはたくのを金輪際止めることにしました。
基礎化粧品(洗顔石鹸と化粧水)は、自然食品の店で売られている手造りのものを求めました。
食事を和食中心にしました。
肉は殆ど食べずに 野菜と魚を主に摂るようにしました。
揚げものは一切口にしませんでした。
ニキビは顔の上半分にはできなくなり、あごや口の周りを中心に ぐちゃぐちゃっとした感じでできるようになりました。
この頃から 肌に別の異状が出現するようになりました。
目の周りやこめかみや口の周りなどの顔の一部 あるいは酷い時は顔全体と首の付け根までが真っ赤に痛痒くかぶれるようになったのです。
あらゆる皮膚科を周り治療を重ねましたが、どこの皮膚科でも すでに出来ているニキビやかぶれにつける薬はくれても 体質改善のようなできないようにする治療は施してくれませんでした。

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30代前半----
20代後半の頃の食事に加え、毎日、人参のすりおろしを食べてみたり ブロッコリーを一株食べてみたり ゴーヤを山盛り食べてみたり 青汁スタンドに足を運びしぼりたての青汁を飲んでみたり という試みを次から次へとしましたが、 ニキビとかぶれの状態は変わりはありませんでした。

30代後半----
変わらぬ肌の状態に、病院を周ったり食べ物の努力をしたりすることに ほとほと疲れてしまいました。
「もう40も近いのだし、肌なんてどうなったっていい!これからの人生、我慢なんかしないで好きなものだけを好きなだけ食べてやろう!」と思いました。
豚足 豚バラ煮込み 酢豚 鶏足 ぼんじり 鳥皮 とんこつラーメン 坦々麺 菓子パン チャーハン 天ぷら フライドポテト・・・・・
長い間 食べたくても全く食べなかったり控えていたりしたものを 毎日ぞんぶんに頬張りました。
サラダは、日々食べ続けてきて見るのも嫌になっていたので 一切拒否しました。
温野菜と魚も あまり食べなくなりました。
ただし、ピーマン ししとう レンコン にんにく 香菜 カボチャ 穴子 サーモン は、好きなので食べ続けました。

40才を過ぎた頃----
私の顔を見て「肌、綺麗だね」と笑顔を向ける人が ぽつりぽつりと現れ始めました。
私の肌はいつの間にか ニキビもかぶれもない つるつるのすべすべになっていたのです。

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54才の今現在----
私の肌は40代の頃よりも つるっつるのすべっすべです。
加えて 血色も良くなりました。
赤ん坊の頃は全身湿疹だらけだったそうで、物心ついてから11才までの間は いつも顔色が悪くてどす黒かったので、今が私の人生で一番 肌状態が良いと言えます。
ここまで最良な肌が私に訪れる日がくるとは 夢にも思いませんでした。
今も、30代後半の時に始めた「食べたいものだけを食べる」食生活を続けています。
基礎化粧品は、スーパーで売られている手頃な価格のものを一通り(洗顔フォーム+乳液+フェイスマスク)使っています。
メイクは、アイメイクオンリーです。

私自身は、長い間良くないと思い続けていた食べ物----特に、豚足 豚バラ 鶏足 ぼんぢり 鳥皮----が実は逆に良かったと自己分析していますが、あくまで専門家ではない者の個人的体験の考察なので 万人に「これがオススメです」とは断言できません。
もしかしたら、ストレスや年齢によるホルモンバランスという要因もあったのかも知れません。
が、私のこのリポートが、少しでも 今 肌トラブルで悩んでおられるかたの参考になれば 幸いです。
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※3月4日のぼんぼちオフ会、基本 立食でやすが、椅子のご用意もございやす!
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ストレートコーヒー [台詞]

「・・・・あ、どうも。・・・・・・・・・ストレートコーヒーのメニューはどの頁ですか?・・・・・・あぁ、ここね。・・・・・・・あの、マンデリンってどんなタイプですか?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はいはい。・・・・・・・・えっと、モカマタリは?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・うんうん、うん。・・・・・・・・・グァテマラっていうのは?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・へー、なるほど!・・・・・・・・・こっちのコロンビアは?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・香りのほうはどんな感じですか?・・・・・・・・・・・ほぅ!・・・・・・・・・・・この一番下のハワイコナっていうのは?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ほどよい酸味があるんですね・・・・・・・・・・・ということは、見事にバランスが取れてるってことですね!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・じゃあ、レモンティー

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※3月4日のオフ会、ぼんぼちオススメカクテルもありやす!
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気遣いへの応えかた [独り言]

これは、私が若かった時、飲食店でアルバイトをしていた頃の話である。

入って何カ月か経ったある定休日、友人とちょっとした日帰り旅行に行ったので、調理担当のチーフに「店のみなさんで召しあがってください」と まんじゅうの箱を手渡した。
どこの観光地にも並んでいる 日持ちのするどうということのない ありきたりのつまらないまんじゅうである。
気遣い1.jpgと、次の日----
チーフは、私が出勤するなり 満面の笑みで向いた。
「ぼんぼちちゃ~ん、あのまんじゅう、ウッマイなぁ~。 ほんっとにウマかったなぁ。 いやぁ、ウマイまんじゅうだったよ~」
チーフは、「ウマかった」という言葉の向う側で 「気を遣ってくれてありがとう。 その心遣い嬉しいよ。」と言ってくれているのだった。
私はチーフの人柄の良さと気遣いに対するさりげない応え方の上手さに感激した。

それから何週間か後----
出勤前に店の近くの自然食レストランで食事をとっていると、奥からこんな声が聞こえてきた。
「こういうことしなくていいからっ! ほんとにもう次からは買って来なくていいからっ!」
まるで 悪事や失敗を叱咤するような言い方だった。
見やると、店主の中年女性が怖い顔をし、前では大学生のアルバイトと思われる女の子がうなだれていた。
その後のやりとりから、バイトの彼女が郷里に帰った折に土産物を買って来たことを「気遣いはしなくていい」気遣い2.jpgと諭しているのだと判った。
「そんな言い方することないだろう!!」
私は憤りに 右手の箸がふるえた。
「若い者というのは、大人社会に適応しようと 自分達なりに一生懸命なんだよ! それをそんな否定的な態度で押しつぶすことはないだろう!!」

私は改めて、いいチーフの下で働かせてもらっていると実感した。
同時に、自分が歳を重ねた時、年少者に、間違ってもこの自然食レストランの女店主のような態度はするまい、チーフのような応え方ができる大人になろう、と我が内に誓った。
そして、五十半ばとなった今も、その誓いは忘れてはいない。


※3月4日のオフ会、初めてのかたも大歓迎でやす!
タグ:気遣い
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一斗缶 [写真]

写真・四角い缶.jpg


散歩の途中で遭遇した一斗缶。
特別変わった写真ではありやせんが、切り取り方や缶表面の汚れ具合、光ったところと影の部分のめりはりなどが気に入ったので 作品としてアップすることにしやす。

一斗缶、けっこうあらゆる所で見かけやすね。
あっしがよく見るのは、出店のじゃがバター屋さんのバターが入っているのかな。
一缶で何人分くらい取れるんだろぅ?って思いやす。
じゃがバター、美味しそうだけど すぐにお腹がいっぱいになってしまいそうでやすね。


※3月4日(土)に、高円寺ヤミーにてオフ会やりやす。
よろしかったらご参加くださいでやす!

タグ:一斗缶
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決定稿と完成台本 [独り言]

シナリオ.JPG

映画勉強したことのあるかたは、お気に入りの劇映画作品の脚本を読むことも、映画の享しみのひとつとしておられることと思う。
映画を勉強したかたがた、読む脚本は、決定稿と完成台本、どちらを好まれているであろうか?
私は前者である。

----映画を勉強したかた以外は興味がないためにご存じないとお察しするので、ここで簡単に、決定稿と完成台本の違いを説明したいと思う。
先ず前者は、脚本家が稿を重ねた末にokが出て、「ではこの本で撮りましょう!」と成ったものを言う。
そして後者は、映画が撮り了り 編集された本編を観ながら起こされた脚本を言うのである。

私が何故、前者を読むほうが好きかというと----
「ははーん、このロケ場所では説明台詞をつけなければ状況が見えづらいから この台詞を加えたな」とか、「うわっ!このシーン、決定稿ではここに入ってたんだ!ずいぶん入れ替えたなぁ」と、現場や編集段階で変更になった箇所が詳らかに解るからである。
映画好きにとって これほど前のめりになれることはない。

勿論、完成台本を読むことにも興味がない訳ではない。
作品を観ながらパラリパラリとなぞると、単に画面に向いていただけでは何百回観ても着地できなかった深層部分に降り立ち咀嚼することができるのだから、これも又 非常に意義ある行為である。

だから、脚本の優れた劇映画に遭遇すると、私は必ず、その作品が掲載されている号が在るか否か 月刊シナリオのバックナンバーを探しに 神保町矢口書店へ足を運ぶのである。

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※3月4日(土)のオフ会、食べ物・飲み物の持ち込み大歓迎でやす!
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新年会 [台詞]

「・・・・・・あひゃひゃひゃっ、そんなにバカ犬なんすか。 マジ情けないツラしてますね~。 信長っすか、このツラで。 あひゃひゃひゃひゃひゃひゃっ、腹がよじれますよ~・・・・・・・・・・こっちの鏡餅の下に写ってるのは?・・・・・秀吉! あひゃひゃひゃひゃっひゃひゃっ、そんなにバカ猫なんすか。 バカ猫なのに秀吉! あひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃっ、笑い死にしちゃいますって・・・・・・・・・いやぁ~、部長のウイットにとんだセンスは流石っすね! 情けないバカに偉そうな名前をつける。 そうそう思いつく発想じゃないっすよ~。 部長どうしてヨシモト行かなかったんすか?・・・・でもこうして、部長がウチにいてくれるおかげでオレ達も頑張り甲斐があるってもんで・・・・・・・・・・・・・・・・・・こっちのは家康!!あっひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃっ、情けないバカ息子なのに家康!!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あっっっ!」

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※3月4日のぼんぼちオフ会、参加者募集中でやす!


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第5回ぼんぼちオフ会のお知らせ [告知]

みなさん、あけましておめでとうございやす。
昨年もブログを通してまたオフ会を通して みなさんと交流ができ とても充実した一年となりやした。
今年も、お互いに 益々佳き年としやしょうでやす!

写真・慈姑.jpg

さて、ここで第5回ぼんぼち主催のオフ会のお知らせをさせていただきやす。
開催日は、3月4日(土)
場所は、前回前々回と同じ、JR高円寺駅北口徒歩2分の所に在るカフェ・ヤミーでやす。
6時オープン6時半スタートでやす。
料金も今までと同じく5000円でやす。
飲み放題で貸し切りでやす。
料理は、洋風の美味しいものがいろいろ出やす。
仮装・変装・変なTシャツでのご参加大歓迎でやす!
音楽演奏・マジックなどなど出し物も大歓迎でやす!
食べ物・飲み物の持ち込みも大歓迎でやす!
ご参加くださるかたは、コメント欄にてその旨を書きこんでいただけると助かりやす。
どなた様もお気軽にご参加くださいでやす!!


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2016ぼんぼち劇場観賞映画感想 [感想文]

2016年、私・ぼんぼちが劇場に観に出向いた映画作品は以下である。

ユーリー・ノルシュテイン特集上映「アニメーションの神様、その素晴らしき世界」(6作品)
松本俊夫著作集成全四巻刊行記念特集上映(36作品)
DEFA70周年記念 知られざる東ドイツ映画「DEFAアニメーション選集」(9作品)
新宿泥棒日記
ドグラ・マグラ
みかんの丘
冬よ さようなら
金のがちょう
今夜は踊ろう
不良少女ヨーコ
ザ・ビートルズ EIGHT DAYS AWEEK Toring Years
完全な遊戯
喜劇・新宿広場
闇金ウシジマくん Part3
闇金ウシジマくん ザ・ファイナル
さとにきたらええやん
何者
イエスタディ
少女椿
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内、最も印象深く有意義な観映だったのは、何といっても 我が国を代表する実験映像作家・松本俊夫先生の「著作集成全四巻刊行記念特集」である。
実験作品 短編ドキュメンタリー 広報映画等が 一週間に渡り36作品公開された大特集である。
私はすでに観ていた作品が大部分で復習的観映となったが、改めて松本先生の理論と感覚の緻密さと斬新な発想に敬服しないわけにはゆかなかった。

二番目に有意義だったのは、これも松本俊夫先生の劇映画「ドグラ・マグラ」が再映されたことである。
この作品は、DVDでは勘定不可能なほど反芻している 私が全ての映画の中で一番好きな映画なのであるが、これまで運悪く 劇場観映の機会を逃し続けており、今回初めて 大スクリーンで目のあたりにすることとなった。
単に大スクリーンの迫力に圧倒されたのみならず、登場人物の頬を流れた涙の跡や完全な無音の瞬間を作る計算など 自室の再生装置では気付けなかった細部を発見でき、作品の完成度の高さにより深く感動した。
浮き立つ気持ちを抑えきれずに 二週間の上映期間中三度も足を運んでしまった。

三番目は、「DEFA70周年記念 知られざる東ドイツ映画」の中の一つのプログラムとして上映された「DEFAアニメーション選集」の9作品である。
中でも ヒトラーをモチーフとした白黒のカットアウトアニメーション「こんにちはHさん」と ブラシや布切れや割れた陶器等を素材としたパペットアニメーション「伝説の鳥トゥリパンを探しに」が 非常に美術的に優れていて 観ていて理屈抜きに心地良かった。

アニメーションといえば、「ユーリー・ノルシュテイン特集『アニメーションの神様、その素晴らしき世界』」の6作品も、至福の境地にいざなってくれた。
私は6作品とも過去に観ていたのだが、こういったクオリティの高いアートアニメーションは何遍体験してもよいもので、代表作中の代表作「霧の中のハリネズミ」の他には「キツネとウサギ」が特に秀逸だと思った。
一般的には「霧の中---」と並んで「話の話」が高く評価されているが、私は「キツネ---」のほうを高評したい。
カットアウトアニメーションならではの単純さを巧く活かしていて 背景は昔の絵本さながらの図案的画で、観る者の内側に世界を広げてくれるからである。
いかにも北国ロシアといった彩度の抑えられた色調に酔いしれると同時に、アートアニメーションは断然 具象的表現ではないほうが面白いと痛感した。

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新作の劇映画では----
戦場を舞台としたグルジアの作品「みかんの丘」には涙してしまった。
単に戦争の悲惨さを描いただけではなく、そこに個人対個人の関係が 東欧の人間特有の内向的感情表現によって複雑に織りなされていたからである。

山田孝之さんの大ファンであるという理由からシートに座った「闇金ウシジマくん ザ・ファイナル」での山田さんの演技も心に残っている。
山田さん演ずるウシジマ社長が殺されそうになるショットの山田さんの表情には つくづくスタニスラフスキーシステムを十二分に身に付けておられる名優中の名優であることを再認識させられた。
又、ウシジマ社長の中学生時代を演じていた若手の役者さんが、山田さんのウシジマを非常によく観察し ウシジマの中学時代はこうだったに違いない!と思わせる しゃべりかた・動きをしていて見事だった。 拍手を送りたい。

特筆に値する作品はこの様なところだろうか。
観たことを激しく後悔した作品も二作あったが、概ね今年は私にとって 収穫大きな劇場観映といえるものであった。
来年も様々なジャンル・国の映画を楽しみたいと思う次第である。

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台詞シリーズを一年間綴りきて  [独り言]

2016年、私・ぼんぼちは、「台詞シリーズ」と題した 一人の人物のしゃべり言葉だけで構成された短尺の作品を 四記事に一記事公開してきました。
ドラマの短いワンシーンの脚本のような体をとったものですが、読んでくださるかたがたが それぞれに様々なイメージ・解釈を抱いてくださればと思い、あえて しゃべっている相手の台詞やト書きは一切入れませんでした。

読んでくださるかたには解らずとも、自分の中で密かに守ってきたルールもあります。
「100%完全な虚構ではなく 自分が見聴きしてきた あるいは友人から聞いた『現実』を使うこと」です。
話によっては、人物名や単語を一つ替えただけのものもあります。
芥子粒から金平糖を形成するように ほんの些細な見聞を大きく脚色したものもあります。
が、とにかく、このシリーズは「日常にありがちなリアリズム感」を大切にしたかったので、まるまるの嘘事は書きたくなかったのです。

一年間でちょうど30話公開したわけですが、私なりに一番気に入っているのは「シニア割引」です。
このくらい端的に短くオチがつくのが理想です。
作るには、長尺にして話を展開させてオチをつけるのは簡単で、短尺になればなるほど難しいのです。
その次に気に入っているのは、「下車駅」「市民会館第二集会室」でしょうか。
私はこういうタイプの変な人に妙に興味をそそられるのです。 身近にいたらイラつくかも知れませんが。

とにもかくにも、みなさん、私の拙い自己満足の作品に一年間お付き合いくださり ありがとうございました。
ぼんぼち、感謝の気持ちでいっぱいです。
で、台詞シリーズ、今年だけでやめようかとも思ったのですが、まだまだネタもあるし 何より書いてて楽しいので、来年も続けることにします。
来年は、より時節に添った話を公開できれば、と思います。

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 エスカルゴの殻  [写真]

写真・エスカルゴ.jpg


レストランの窓辺に飾られていたエスカルゴの殻をウィンドウ越しに撮り、pc上でネガ加工を施しやした。
全体的にぼんやりした感じがこの一枚の個性だと判断したので、あえてコントラストも色調も強くはしやせんでやした。

エスカルゴ、みなさんお好きでやすか?
あっしは大好きでやす。
アサリやサザエやムール貝などは磯の匂いが強くて苦手でやすが、これは陸の貝で匂いないので。
まぁ、エスカルゴそのものの味が好き というより、エスカルゴバターに美味しさを感じるわけでやすが。
エスカルゴ、あの独特の形をしたエスカルゴトングで以って食べるんでやすよね。
あれが扱えるようになった時、なんとなく大人になれた気がしたものでやす。


タグ:エスカルゴ
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